■はじめに
1月に「挫折せずに続けること」という投稿をしました。
その中で書いた練習に臨む体制について詳しく書いてみます。
エレキギターはアコギのようにギターだけで演奏するというわけにはいきません。
ギター、アンプを準備、巻いたシールドを伸ばし、接続、チューニング、アンプの調整…。
けっこう手間がかかります。
ギターだけでできないわけではなく、生音だけでも音は出ますが、アンプに繋いでエレキギター本来の音で練習することを上級者の方は勧めておられます。
確かにその通りで、ミュートを確実に行われているかどうかは生音ではわかりにくいものです。ですから私は必ず本来出したい音での練習を徹底しています。
■機材の接続について
ギターをやり始めた頃は、
ギター→エフェクター→アンプ→音
でした。
コピーしたい曲をスマホから流して、それに合わせて弾く。というアナログです。
アンプやスピーカーから音を出してするには相当勇気のいることで、多少なりとも家の外に音が漏れているはずです。
当然向こうの部屋にいる家族には丸聞こえです。
ベッドホン、イヤホンをアンプから引っ張ると原曲が聴けないという問題も出てきました。
自分の音と原曲を同時に聴きたい。
それを解消するべく、調べて調べまくって今の体制に辿り着きました。
パソコンとどう接続するのか、ちんぷんかんぷんでした。
調べているといろんな専門用語や横文字が出てくるので、それらを調べるのも面倒で大変苦労しました。
練習以上に時間を費やしたかもしれません。
簡単にはこのような流れです。
ギター→エフェクター→オーディオインターフェース→PC(DAW)
音はオーディオインターフェースのイヤホンジャックからです。
(PCからも聞けますが音質、音量共に最悪です。)
※DAW=Digital Audio Workstationの頭文字
「おすすめDAWソフト」といったタイトルでたくさん紹介されています。
私の場合、作曲するわけでもなく、コピーしたい原曲と一緒に録音できるだけでいいのでMacに標準搭載されているGarageBand(無料)で十分です。
DAWソフトについては新たに購入したわけではなく、持っているPCに標準装備なのでコストはかかっていません。
オーディオインターフェースはアナログをデジタルに変換するために必要で新たに購入しました。
これもピンキリですが、比較的安価なもの(5,000円ちょっと)を使用しています。使い勝手の悪さや物足りなさを感じることもなく使用しています。
↑↑↑ 私が使っているBehringer(ベリンガー)UM2
新たにソフトをインストールする必要もなく、USBで繋ぐだけで使えます。
このように私の練習環境にアンプはありません。
アンプはパソコンの中にある「GarageBand」の中にあります。しかもいろんなアンプが揃っており選ぶことができます。
家練習では十分かと・・・
■すぐに取りかかれる体制
シールドは繋ぎっぱなしで、パソコンのスイッチ、パワーサプライのスイッチをON。
ギターを担いで練習スタートです。恐らく1分くらいだと思います。
もちろん片付けも不要にしています。
準備に手間がかかって練習に向かうモチベーションが下がってしまわないように・・・
すぐ練習に取りかかれるようになっていますし、片付けもできるだけ簡単にして時間の無駄を削るようにしています。