ギターを始めても途中で挫折することをよく聞きます。
私も何度も何度も挫折しそうになりました。
少々高めのギターを買ってプレッシャーを自分に与えたつもりですが、逃げたくなってしまいます。
これが仕事なら、生きていくために!と踏ん張って頑張るわけですが、「所詮 趣味だから」「誰に迷惑をかけるわけでもないし」と簡単にやめてしまうことができます。
それをどうやって克服して前に進むかをよく考えていました。
練習方法を変えたり、気持ちのコントロールをしなければなりません。
挫折しそうになる原因
•時間がない
•飽きる
•結果が出ない、上達しない
他にもいろいろあるかと思いますが、主にこれらの理由で断念してしまいそうです。
できるものは改善してできる環境にし、気持ちのコントロールで前向きにしていきました。
前向きに
なかなか上達せず、挫折しそうになったことは数知れず。
でも何とか下手なりに踏ん張ってやってきました。
よくよく考えてみると、プロや上手な人でも始めたから弾けたわけてはないはずです。多少個人差はあったとしても、ほぼ同じスタート位置のはず。
ある程度波に乗るまでが大変なのでしょう。
始める環境の差を考えました。
80年代90年代までのコンピューターやインターネットがない時代と比較してみると、録音機材や情報収集はかなり取り組みやすい環境のはずです。
なので「もっと若い時にしておけばよかった」とは考えず、「今」始めることが自分にとって最適なのだと考えるようにしました。
もう一つ、
中学生の時の自分と今の自分の比較をしました。
明らかに頭は良くなっている。
いろんな経験を積んだことで成功するための知識は豊富なはずです。
上手な人は、人に見えないところで死ぬほど練習してるはず。
努力している人は努力していると言わない。
昔の環境に比べれば上達するスピードは早いはず。
こんなことを自分に言い聞かせて気持ちのコントロールをしています。
思い切って練習を休む
一日練習をサボると取り戻すのに何日もかかる。という記事を見たことがあります。
果たしてそうでしょうか?
私のレベルの低い段階だからかもしれませんが、一日二日空けてやってみると休む前よりも上手く弾けることがあります。
レベルや個人差があるでしょうが、休むことは意外と問題ないように思います。
でも、基本は毎日少しずつでも練習するスタイルと決めています。
仲間をつくる
これは相談相手です。
困難に立ち向かうのに、他人の優しさ言葉で不安な気持ちを埋めることはどうか?
というテレビのワンシーンを思い出します。
確かにそうですが、これこそ「所詮 趣味」。
楽しくするのが大前提で、ストレスを感じながらするのであればやめた方がましです。
泣きごとを言うことでストレス解消になりますし、もしかしたら口に出すことで打開策を拾うことができるかもしれません。
私の場合、これが未だにありません。
仲間がほしいです・・・
目標設定しての見直し
私は何度聴いても飽きない大好きな曲を選んで練習しています。
ですがいきなり難易度が高い曲にしたところで完奏するまでに期間を要してしまいます。
思った以上に難易度が高いことに気づき、「こんなん無〜理〜。や〜めた。」と違う曲に変えたことがあります。
できることからコツコツとやっていけばよいのです。
このフレーズを何日までに
この曲を何月までに
というふうに期限を切って目標を立てて練習しています。
例えばクラブ活動であれば「文化祭」といった決められた日があるわけで、ほとんどの方はこの手の目標をもってされているわけです。
私にはこのような決められた舞台があるわけではありませんが、あると想定して期限を設けています。
これはある程度自分にプレッシャーをかけるためには効果的だと思い、続けています。
バンド活動をしていて仲間がいれば話は別ですが、私の場合はストレスにならないように無理だと思えば目標を先延ばししています。
ルーティーンを作る
ギターを買って一、二週間は狂ったように練習するのですが、それも電池は切れてしました。
そしてサボる日がポツポツ…
こうして自然消滅していきそうでした。
そうならないためにも自然に練習ができ、または習慣になるように一日のルーティーンを組み直してみました。
帰宅後、手を洗う
↓
リビングに入るとソファーに座る
↓
テレビ・夕食
これを
帰宅後、手を洗う
↓
その足で自分の部屋に入って30分だけ練習
↓
リビングに入る・夕食
↓
テレビ・夕食
に変えました。
練習環境の改善
また、同時にすぐに練習にかかれるように練習場所を全てが準備OKの体制を作っておきました。
ギター、ケーブル類、パソコン、全て繋げておき、パソコンとエフェクターの電源をONするだけです。
↑↑↑
これも効果的です。
準備、片付けが面倒で練習に気持ちが向かない環境を変えたことで練習に身が入りました。
以上が私なりの克服方法です。